今回、そのストイックぶりをわかるエピソードが、また一つ明らかになった。告白したのは、C・ロナウドがプロキャリアをスタートさせたスポルティングで同僚だったジョゼ・セメドだ。
同じ1985年生まれで、スポルティング・ユースの同期生でもあるセメドは、ポルトガル紙『Record』の取材に対し、C・ロナウドがレアル・マドリーに在籍していた時の出来事について明かした。
「彼と一緒に中国へ行って、戻ってきた時のことは忘れられない。あの時、飛行機のパイロットはあと1時間ほどで到着すると伝えてきた。それを知って、僕は彼の家にあるスパでくつろぐことを考え始めていた。プールに入って、マッサージを受ける。そればっかりを考えていたんだ。
だけど、午前2時30分にマドリードに着いて、自宅に戻ったというのに、彼は部屋で何か準備を始めたんだ。そして、僕の部屋に着替えを持ってきて、『よし! セメ、走りにいくぞ』って言われたんだ」
この時、「嫌とは言えなかった」というセメドは、C・ロナウドに対し、次のようなことを想ったという。
「僕はその時、『はい、はい、わかったからそれをくれよ』と返事をしたよ。それしかできなかった。だけど、内心は『こいつは完全にイカれてる』って思ったね(笑)」
引用元:
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=68955