クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は、地球上で最も優れたアスリートの1人だ。
彼の秘密は何だろうか。それは、どうやら多くの食事と睡眠のようだ。バロンドールを5度受賞したユベントスのポルトガル人ストライカーは、通常、1日に最大6回の食事と5回の睡眠をとると、ESPN FCとASが報じている。
ロナウドは、ハムとチーズ、ヨーグルトの朝食で1日を始めることで知られている。その後、空腹になったときは、アボカドトーストの軽食を食べるのがお気に入りだ。
ロナウドは通常、その日の残りのエネルギー源として、昼食2回と夕食2回をとる。ASによると、1回目の昼食はチキンとサラダで、2回目はサラダと卵、オリーブを沿えたマグロなどの魚料理だ。そして夜は、メカジキ、マグロ、タラなどの魚の煮込み料理か、肉を食べる。さらに、このポルトガル人は夕食をよく2回に分けて食べる。
平均的な成人にとって、この食事量は多すぎる。だが、ピッチでのトレーニング、ピラティス、水泳などを日常的に行う非常にハードなライフスタイルと、低脂肪高たんぱくの食事内容を考えると、この食生活は彼に完璧なほど適しているを言えるだろう。
食事すると誰もが眠くなるもので、ロナウドも例外ではない。彼は、睡眠の専門家、ニック・リトルヘイルズ(Nick Littlehales)氏の指導を受けている。リトルヘイルズ氏は、すべてのクライアントに1日に90分間の睡眠を5回とることを勧めている。
「それは昼寝ではない」と、リトルヘイルズ氏はFootball Whispersに語っている。
「テレビを見ている老人のためでも、居眠りする人や負け犬のためでもない。睡眠時間を短くし、回復を改善するための方法だ。貴重な時間を無駄にするのではなく、適切な時間行うことでハンドリングできるようになる」
リトルヘイルズ氏は、90分の睡眠を5回、合計7.5時間が理想的な睡眠時間と主張しているが、ロナウドは夜の睡眠に加えて、このルーチンを取り入れているという情報もある。
UEFAチャンピオンズリーグの歴史でゴールとアシスト数のトップに立つ彼は、栄養の摂取や疲労回復に真剣に取り組んでいるが、時にはご馳走も食べる。アルコールはほとんど飲まないが、時折グラスワインを楽しむ。 Business Insiderのアラン・ドーソン(Alan Dawson)によると、誕生日にはケーキを食べるし、チョコレートを食べることもあるという。
ロナウドが30代になっても好調を維持している理由は、彼の厳しいルーチン(と時折羽目を外すこと)にあるのかもしれない。2019-2020シーズンはイタリア・セリエAの得点ランキングで2位となり、2020-2021シーズンもすでに得点を重ねている。彼がすぐに衰えるということはないようだ。
引用元
https://www.businessinsider.jp/post-223107